続きの続き
今日は家に寄る途中、マートに行って雑穀ペダル頼んできました。
(我が家は毎日雑穀食べてます。その為か、便秘しなくなりましたね~)
今晩は、朝作っといたわかめスープ、さばのキムチ煮、いりこ炒めです。パリパリミョルチは、息子の大好物。ささっと作って帰ってきました。
続きですが、葬儀場は地下にあるのですが、大きな広間がいくつもあり、他の遺族の方々がおおぜい来て葬儀を行っていました。
朝早くから遅くまでお客様はひっきりなしに訪れ、
私たちは休む間もなく、対応し続けました。
食事の内容はそれほど悪くはなく、みなさん満足して帰られた様子です。
息子の友達で、一緒に日本語を教えていた関係から、我が家にもしょっちゅう遊びに来ていた子がいるのですが、シオモニが我が子同様に可愛がっておられました。
今回その子の父親と母親も一緒に来られ、亡きシオモニの死を悼んでおられました。
息子に、『あなたの友達だから、あなたがお世話してあげなさいね。』と言うと、
その友達のテーブルへ向かい、二人目を潤ませながらうつむいていました。
その日の日付が変わってから、
私たちはお客様が帰られるのを見届けて、控え室で少し休みました。
次の朝、7時に礼拝(教会の方々が来られる)があり、そのまま出棺ということなので、早く起きなければなりません。
韓国のお墓事情もいろいろと問題があり、火葬場も近いところはキャンセル待ちということで、探しに探した結果、チュンチョン北道のチョンジュにあるということでした。
シオモニは生前から、
『私が死んだら、どこか景色のいい所にある木を一本決めて、
そこの根元に遺灰をまきなさい。』
と言っておられました。
ところが、この頃は好き勝手にまいたりしたら違法になるということらしく、どうしたらいいものかと、すったもんだがありました。
チョンジュは、ソウルから約2時間ということで、ちょっとしたドライブにはもってこいの位置にあり、景色も良く、空気もソウルとはちがってたいへんきれい。
シオモニもいい所を見つけて下さったものだと大変感謝しています。
火葬は、約2時間ほどで済み、遺灰は一旦まとめて保管する所があるため、そこにある石製の壷に入れました。
保管後、6ヶ月後にそこの敷地内にある一箇所に、遺灰をまくのだそうです。
シオモニの遺言通り、美しい場所へまくことができるということです。
そこの敷地内にある『ナッコルダン』(納骨堂)も、どんなもんかと見てきましたが
、入った途端、重苦しい空気に襲われ、一分も耐えられないくらい息苦しくなった。
見ると、まだ幼い子供の写真や、自分より若い人たちの写真が...
とてもいたたまれなくなってしまった。
お気の毒としか言う言葉もなく...
今、こうして健康で元気にしていられることが、
どれ程有難いことなのか、改めて考えさせられました。
シオモニは、そんな窮屈な場所ではなく、
のびのびといられる場所を選んで差し上げました。
家族全員、もし死んだら、同じとこにまきましょう!
ということで、意見が一致しました!!
一通りの行事を終え、何か気持ちが楽になった私たちでした。
どちらにしろ、シオモニの遺言通りにできたことが良かったですね...
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