マウルバス、車とぶつかる

　

今日は、仕事の合間にソチョクチョンへ行こうと思い、マウルバスに乗りました。
運転は少々荒いが、とにかく安いのでよく利用している。

　いつものように、教大の横を通り過ぎ、
（ここの通りが結構狭くてごちゃついている。）

この間行った温泉あたりを通り過ぎようとした頃...
右前方から大通りに出ようとしている車が。
バスの運転手さん慌てて、”ビィィィ～～～”ってやったんだけど間に合わず、

”ガギガギガギ～～～”

　....あ～～あ。ぶつかっちゃった～～。バスに乗ってて始めての体験。

　『ただでさえ時間がなくて忙しいのに、一体だれじゃ！！文句言ったろか！！』
と窓から覗いて見ていると、バスの運転手さんが、
『
あ～～、すいません。初心者の方の運転だそうで...驚いて、車の移動をしてくれと言いますので...すぐ後ろに別のバスが来ますから、乗り換えて下さい。』

『それから、怪我をされた方はおられませんか？』

私：『は～～い、いません！！』
（乗客は、私の他に、６～７人いたようでしたが、一部は既に降りていた。）
　
運転手さんの対応が良かったので、文句言いませんでした。

　車の主は、３０代前半くらいの主婦。
まだ免許とりたてなのか、車は新車。（ソナタかアバンテかなってかんじ。）
前のナンバープレートが取れて垂れ下がってました。

まあ、大事に至らなくて良かったですが...
いきなりぶつけた（られた）相手がマウルバスとは...かわいそ～～
　
ちよっと見通しが悪いため、前に出すぎてしまったようです。

　そんな事故に出会い、なんとかクチョンにたどり着いたものの、
書類不足だと、冷ややかにつっかえされました。
（印鑑証明を取ろうと思って、印鑑までわざわざ英語のスペリングの作って持ってったのに、パスポートが無いと駄目だって。くやしい...）

　ふと、６～７年前の出来事を思い出してしまった。（その事故見て）

まだ、韓国で運転し始めて間もない頃、
息子を『ジンボリー』に連れて行く為、車で出かけました。

もう少しで到着、という所で、道沿いに『黒のエクス』が停車しておりました。
そこを過ぎて右に曲がろうと思っていたのですが、
ちょうど左側をタクシーがこっちに寄ってくるようにして通りすぎました。

『うわっ！！』
と思って、気持ちハンドルを右へ切ったようです。

『しゃかしゃかしゃか～～～～』

『ぎゃ～～っ！！こすってしまった～～～』

....相手は『エクス』...

自分のはコモから譲り受けた中古だからいいんですが...
でも、その方、ある旅行会社の社長さんでして、ひどく憤慨することもなく、
まだ韓国語もよくできなかったので、コモと直接電話して、
うまく保険処理することが出来ました。...

でも、保険で処理しても、５０万ウォンもかかってしまった...（
相手の車が高級車だった為...）
　
最近は一度も事故起こしてませんよ！！

　で、その社長さんとやりとりしている間、
チャイルドシートにくくりつけられた息子は大泣き。

自分の車に戻って、

『ごめんね～～、心配かけたねぇ。もう大丈夫だよ。』
『うん？』

どうやら息子の大泣きの原因は、私たちにあるのではなさそう...

見ると...

実は、息子の大好きな
（当時）『チョコ卵』が、シートの下に落っこちてしまい、
拾えないから泣いている模様。
その証拠に、
『オンマ～～』ではなく、
『チョコ～～～！！！』と叫んでいたのであった。

　『ふ～～』というため息と共に、思わず苦笑いしてしまった私でした。

　その事故から２年くらい、ずっとうちの息子は、『エクス』を見るたび、
『オンマチャラン　エクスラン　クヮ～～～ン！！』　と、言い続けました....


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