海を渡った私、韓国に生きる

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雇う側、雇われる側

2011/02/10
お店のこと 2
 お店は閉めてもマムリが残っているから毎日出掛けて行ってはお店の整理。
昨日ガスを止めたから、ソルゴジもひんやりつめた~~いお水でしなくてはならないから
いくらゴム手袋をはめていても
指先が凍りついてくる。
 
 ソルゴジしながら、お掃除しながらこの一年間はなんだったのか、
考える。
 
 厨房に入ってみて思ったこと....
 
 所詮他人は他人、ほんとーの意味で主人の気持ちがわかる人は誰もいない、
 
ということ。私たちがいくら家族同様に思って対してあげていても、ただ、『賃金をもらう』
だけの人たちに過ぎないって事。どうしてって?
 
 目に見えるところしかきれいにしていない。
 
残念ながらそうなんですよね...
確かに忙しいから細かいところにまで目が行かないというのはあると思うけれど、でもちょっとした時間にさっとひと拭き、ひと掃きしたらいいようなものだけれど、塵も積もれば...となって
アカがこびりついている。
 
 『自分のものじゃないから』
 『ただ自分がやることだけをやって、
  お金がもらえたらそれでいい』
 
 確かに、自分自身を振り返ってみても、被雇用者として働いていた時はやはり自分の事しか考えてなかったし、
お金さえ手に入ればいいと思っていた。(だからと言って仕事を不真面目にやってたとかさぼってたとかではないんですがね。)
 
 人を雇う側に立って初めてわかったこと。
(このテーマは以前何度も記事にしたことがありますが)
 
 私はいくら賃金を払っているからとはいえ、
人を『こき使う』という事ができない。
自分も大変な目に遭って来たから、可愛そうだという思いが先立ってしまって
『ここが汚れている~~!!もっときれいに掃除しなさい!!』
と言えないのだ。夏は暑く冬は寒い厨房で
ただでさえ苦労しているのにそれ以上苦労しろとは言えないのだ。
 
 それでも時々釘をさしながら
言ってきたつもりではあるが、あとはアラッソヘラの世界だった。
 
 そう言えないもう一つの理由が
以前若い子達を雇っていた事がある。(問題起こしてくれて、労働部にまで出向くハメになってしまったその張本人アガッシ!!)
 
 厨房にはまだ若い20代のチュバンジャンと、ク アガッシ、イモの3人がいた。年は若いとはいえ厨房に責任を持っているのはチュバンジャンだから、彼に私は注意をした。
 
『ちょっと、調理台の下、なんか落ちてて汚いよっ!!
 きれいに掃除しなさい!!』
 
 そう言ってカツを入れたところ、ク アガッシがすかさず
『チームジャンニム!!だったら水できれいに流せるように 工事して下さいよ、でなくちゃきれいに掃除なんてできま せんよ!!』
 
 うちの店は実は一般家庭を改造して作られたものであった為、給食室みたいにホースでじゃ~~って水が流せる設備が整っていなかったのである。それにかこつけて掃除ができないと言い張る彼女。
 
 それを聞いて返す言葉もなく、
ひどくがっかりしてしまったのであった....
しかし水で流す流さないが問題ではなく、ちょっとした心があれば時々落ちているものを片付けたりぞうきんで拭いたりすれば
そうは気にならないはずである。
 
 それ以降厨房にたいしてあれこれ注文を付けるのはやめようと思ったのであった。
 
 しかし、後になってわかったことだが、
雇い主の言う事を聞かなかったり気に入らなければ
どんどん切ってしまってもかまわないということだった。
(子持ちチュバンジャン曰く)
 
結局彼女は問題行動があまりにも多かったので
辞めさせられましたが...(時同じくしてそのチュバンジャンも辞めました皆が仕事してるのに一人でニンテンドーゲームやってたりとか...)
(彼女も見た目には良くやる子なんですがね、実際私もこの子から多くを学びましたし...)
 
 一人でお掃除しながらそんな事考えてました。
今度は逆の立場に立たされるかもしれない、その時には
少しでも雇う人のことを考えてあげられるかな?
 
   ...ムリかもしれないなあ...
 
 
 
 
 
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Comments 2

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*さゆりん*

No title

雇い主の言う事を聞かなかったり気に入らなければどんどん切ってしまってもかまわない
↑らしいですよね。日本だったらもう少し様子を見て...とか、ちゃんと教育して...とかになるんでしょうけど、韓国人は雇い主の言われた事でもなかなか言う事を聞かないですからね~~。
私も雇われている身。お客様へのサービスは怠らないですけど出来るだけ楽をしたいと正直思ってしましますね^^;;

2011/02/14 (Mon) 11:07

バンポマダム

No title

さゆりんさん、私たちはやはり日本式?だったのか
私自身がただ単にあほだっただけなのか、ちょっとのことには目をつむっていましたものね。
チュバンジャンからそう言われたときにはちょっと戸惑いましたが「な~~んだ、そうだったのか~~!」なんて思ってしまいました^^

2011/02/14 (Mon) 13:22
バンポマダム
Admin: バンポマダム
カンコクに住み始めて21年目。
よく生きてきたわいと、自分でも感心しています。
しゃーないので適当に生きています。
2017年の暮れに夫は肝硬変を発病。
引き続き家族を背負って出稼ぎ頑張るバンポおねえ。
さあどうなる?!
お店のこと