終わって嬉しい嫁暮らし

Welcome to my blog!

テレビ番組を観て・・・脳死について考えさせられたこと

2011/07/02
☆いろいろと考えさせられる事 6
 
 
昨日の夜、テレビを観ていたアッパが私に『この番組観なさい』と言ってきた。
KBS放送(日本のNHKみたいなもん)でNHKで放映されたものを改めて韓国語で解説したものだった。
 
字幕や解説は韓国語だが、他は全て日本語だった。
 
ある幼稚園に通う娘さん、生まれつき体に障害があり、目も見えない。
ある日急に体調が悪くなり救急病院に運ばれたが、そこでは十分な対応が出来ないと、
子供専門の病院へ移送された。
 
悲劇はそこで起こってしまった。
処置が遅れた為、脳に酸素が送られない状態にわずかな時間ではあったが置かれてしまったのだ。
その為脳がダメージを受けてしまった。
 
ずっと意識は戻らないまま。
そんな中でも父母は必ず元気になると信じている。
 
脳の状態を調べる為に、検査が行われた。
 
結果は喜ばしいものではなく、脳の活動が見られない、すなわち脳死の状態にあると判断された。
 
脳死と診断が下されてから約4週間後に心臓が停止した。
 
 
という内容のドキュメンタリーだった。
父母とその子の兄姉が脳死に立ち向かっていく様子が、決してやらせとかではなくあるがままに撮影されていた。
 
最近では医療技術が進み、臓器移植が以前より頻繁に行われるようになってきたようだ。
(まだまだ難しいが)
しかしこの番組を見て、臓器移植というものを受け入れることがどれ程苦しいことなのかを感じたのだ。
 
『死ぬ』ということ、体の機能がだんだん弱ってきてしまいにはとまってしまう、
頭ではわかっていても心がついて行かないと、その母親も言っていた。
 
『臓器を待ち望んでいる人の為に』
頭ではそうしたらいいだろう考えても、心はそうじゃない。
 
『ハイ、脳の機能が停止しました、じゃ、臓器が必要で待っている人に早くあげましょう。』
なんてことにはとてもならないのです。
 
 
塾から帰ってきた息子も途中から横で観ていたんだが
医師が脳死を家族に宣告する場面では私も一緒に泣いてしまった。
大切な家族が失われることがどれほど苦しいことか・・・
 
脳死が宣告されたあとも家族がお見舞いに来て、
小学校のお兄ちゃんが学校で習った歌を歌って聞かせると
心臓の鼓動にわずかながらの変化が見られる。(モニターで脈拍数などが表示されている。)
それを見ながら
『あ、生きてる。まなちゃん(真奈美ちゃんという名だった)、生きてるね。』
『そうね、生きてるね。』
 
そう言いながら心を込めて歌う。
 
 
脳の機能は停止していても、生きているんだ、そんなことを思った。
 
臓器を移植すれば助かる人もいるかもしれない。
でも、それってどうなのかなあ。
寿命って神様が決められるものじゃないのかなあ。(韓国では神様のお話が普通に出てくる。)
 
すごい難しい問題ですよね。
『脳死』についてこんなにじっくり考えた事は初めてでした。
 
今回はなんだか難しいテーマになってしまいました・・・
 
 
 
 
スポンサーサイト



Comments 6

There are no comments yet.

まや

No title

臓器移植は難しい問題ですよね。脳死状態でもまだ温もりが残っている体は、家族にとっては゛まだ生きている゜と意味するのではないでしょうか。お年寄りならまだしも、小さいお子さんの場合は特に。臓器の売買のお話で、梁石白 著の「闇の子供たち」にとても衝撃を受けました。日本では映画化にもなったようです。

2011/07/02 (Sat) 22:31

韓国在住アジョッシ

No title

はじめまして。私もこの番組見ました。特に健気にTVカメラの前で話をしているお母さんの心情を察するととても悲しくて見ていられませんでした。人の命はやはり尊いものだし簡単に臓器移植するものではない、と改めて考えさせられました。

2011/07/03 (Sun) 00:47

バンポマダム

No title

まやさん、おはようございます~
ちょっと難し過ぎるテーマでした…人の命ってそんなに軽いものじゃないですよね。
『闇の子供たち』ですか、覚えておきます。臓器移植の問題とかを取り上げているのでしょうか?読んでみなければ。

2011/07/03 (Sun) 09:27

バンポマダム

No title

韓国在住アジョッシさん、訪問&コメント有難うございます。

私も『脳死』に対する考え方が変わったように思います。
同居している夫の姉が、既に臓器移植の登録をされていますが、いざという時にすんなり踏み切れるかと思うと疑問です。(本人が希望しているのだから仕方ないですけど)

2011/07/03 (Sun) 09:32

*さゆりん*

No title

今まで臓器移植は人のためになるんだから良いんじゃないか?と漠然と思っていたんですけど、よくよく考えるとそう簡単な問題ではないですね。
”死”をどの時点で定義するかって言うのは難しいですね。
もし万が一、身近でそのような事が起こったらどうするか...正直分かりません。

2011/07/04 (Mon) 10:08

バンポマダム

No title

さゆりんさん、
この番組を観て正直うなってしまいました。
シヌイも、『万が一の時はよろしく』って言ってましたが(登録済み)う~~~ん、どうかなあ。

2011/07/04 (Mon) 10:44
バンポマダム
Admin: バンポマダム
カンコクに住み始めて21年目。
よく生きてきたわいと、自分でも感心しています。
しゃーないので適当に生きています。
2017年の暮れに夫は肝硬変を発病。
引き続き家族を背負って出稼ぎ頑張るバンポおねえ。
さあどうなる?!
☆いろいろと考えさせられる事